海外ドラマ好きの独り言

海外ドラマ好きのOLが、ドラマの感想をつらつらと述べるブログです。クライムサスペンス、法廷物中心、時々ハートフル

9-1-1 : LA救命最前線 ー テーマは面白いがシーズンを重ねられるか?

この間FOXでシーズン1が終了した「9-1-1:LA救命最前線」、アメリカではすでにシーズン2が決まっているそうだ。
911でコールを受けるオペレーターと、それを受けて駆け付ける警察、消防士の3つの視点から物語が展開する新しいテーマのドラマだ。警察や消防のドラマは数多くあれど、オペレーターにここまで注目しているドラマは珍しい。
そしてそれぞれの専門性を強調することで「救命」に話題を集中できるのも面白い。だいたいドラマというのはついつい派手な方へ寄っていきがちで、CSIの鑑識メンバーもクリミナルマインドの分析メンバーも誰もかれもみんな最後は拳銃をもって犯人逮捕に向かってしまうが、このドラマではオペレーターは電話の前から離れないし、消防士は救命以外の仕事はしない。警察も犯人逮捕はしても刑事のように事件を調査することはしない。ある意味地味で堅実な仕事ぶりを面白く描いている。
ただそれだけに、シーズン1は面白かったが、シーズンを重ねてた時に、ネタ切れにならないか、あるいは展開を変えてくるのかがちょっと気がかりな部分ではある。
あとオペレーターのアビー役の女優さんが降板したのも気がかりだ。アビーはとても魅力的な女性で、それが若い消防士のエヴァンと素敵な恋愛関係になっていたがこれもシーズン1で破局したことになる。この年の差カップル(あまりフォーカスされていなかったが10歳以上女性が年上だったと思う。)もドラマの人気の一つだったから、いろんな意味でシーズン2が気になるドラマだ。