海外ドラマ好きの独り言

海外ドラマ好きのOLが、ドラマの感想をつらつらと述べるブログです。クライムサスペンス、法廷物中心、時々ハートフル

サバイバー 宿命の大統領 ー キーファー・サザーランドだけどアクション担当ではない

ある日議事堂が爆破され、大統領を含むほとんどの議員が死亡。「指定生存者」として議事堂にいなかったトム・カークマン(キーファー・サザーランド)が突然大統領となり、政治と陰謀と戦うというストーリー。
この「指定生存者」制度は本当に存在するらしく、確かに議事堂が爆破されれば大統領も副大統領も亡くなるのだから、その後を描くというポリティカルドラマとしては面白くよくできていた。
あのキーファー・サザーランドが主役だが、彼のアクションシーンは全くなく(「従軍経験すらないただの善人」という設定)、アクション部門はFBI捜査官のハンナ(マギーQ)が一手に引き受けている。そもそもアクションシーンは思ったほどなくて、どちらかというと陰謀論とずっと戦っている話で、最初に何百人と死んだ後は意外と人も死なない。ハンナは何回も危機的状況に陥るがなかなか殺されない。一度なんか敵に捕まってなぜだか船に乗せられていたが(もちろん途中で脱出)、あのあとどうするつもりだったんだろう?敵は割とテンポよく死んでいき次々と大物が現れてくるパターンだ。
物語の破綻なくシーズン1が終わったから、面白かったんだけれどシーズン2ができたのは意外だった。楽しみなような不安なような。