海外ドラマ好きの独り言

海外ドラマ好きのOLが、ドラマの感想をつらつらと述べるブログです。クライムサスペンス、法廷物中心、時々ハートフル

シカゴシリーズ チーム内恋愛が多すぎないだろうか

シカゴの消防士の物語『シカゴ・ファイヤ』から派生してシカゴの刑事を描いた『シカゴ P.D.』、医療ドラマの『シカゴ・メッド』、そしてシカゴの検察官を描いた法廷物の『シカゴ・ジャスティス』、それぞれがシリーズ化してシーズンを重ねている。同じようにスピンオフができているCSIやNCISだと同じ仕事で違う街の物語だが、このシリーズはシカゴの同じ街の同じ世界でいくつもの物語が同時進行しているところがとても面白い試みだ。
特別なクロスオーバーエピソードでなくても、お互いのドラマの病院に、刑事に、それぞれのドラマのメンバーが登場する。どうやって撮影しているのかわからないがドラマの主役達が別のドラマのエキストラのような役でちらりと写るのだ。
それぞれのドラマもよくできた面白い作品ではある、が、なんというか、このドラマシリーズの癖として、チーム内での恋愛が多いのだ。いつも言っているが、ストーリーに関係ないチーム内での恋愛騒動はあまり好きではない。とはいえ各ドラマで一組くらいならまあ避けられないし、私も文句を言うつもりはないのだが、シカゴシリーズはちょっと極端すぎないだろうか。『シカゴ・メッド』は病院内の医者と看護師、男の医者と女医は軒並み付き合ったり別れたりしているし、『シカゴ・ファイヤ』では二組のカップルが入れ替わっている。『シカゴ P.D.』ではなぜか必ず男女がパートナーとなり、それぞれがカップルになっている。ストーリが面倒くさいし仕事のパートナー=私生活で恋人、なんてあまりに安直だ。今のところ最新シリーズの『シカゴ・ジャスティス』はその気配はないが(やや気になる2人はいるが)チーム内のカップルが乱立すると「プロの仕事をみせる」というドラマ本来の良さが薄れるような気がするのは私だけだろうか。