海外ドラマ好きの独り言

海外ドラマ好きのOLが、ドラマの感想をつらつらと述べるブログです。クライムサスペンス、法廷物中心、時々ハートフル

ルシファー 最終シーズンを待ちながら

女性刑事と、外部の男性コンサルタントのコンビのドラマは定番になりつつある。
メンタリストではメンタリストが、キャッスルではミステリー作家が、トリックではマジシャンが女性刑事と組んで事件を解決する。
このルシファーでは、悪魔が刑事と組む。比喩的な意味でなく文字通り悪魔だ。アメリカドラマあるあるの、突然のSFがらみである。地獄の管理に飽きて地上に遊びにきてナイトクラブを経営している金持ちの遊び人である。このルシファーが女性刑事クロエ・デッカーに興味を持ち、警察の仕事を手伝うことにする。悪魔であることを秘密にしてはいないが、当然信じられてもいない。
一話完結の犯罪ドラマとしてはまあまあよく出来ている。シリアスとSFとお色気とコメディがまざったドラマだ。ルシファーの好みは分かれると思う。私はぎりぎりOKだが(相変わらず私の意見なんかどうでもいいだろうが)突然歌をうたったりピアノをひいたりしてのセクシーアピールは本当に必要なのか議論したいところだ。

この手のドラマは当然のように主人公の二人が恋に落ちる。このパターンやめて欲しい。いや、付き合うのはいいのだが、観ている側は「どうせこの二人くっつくんでしょ」と思っているのに本人同士がそうは思わず、それぞれ他の人と付き合ったりする。はじめからわかっているのに失礼じゃないか。
このドラマではルシファーは遊び人なのでプロアマとわず常に女性が周りにいるが、クロエは堅いシングルマザーである。そして彼女に失礼される立ち位置なのが元旦那の刑事ダニエルだ。このダニエル、そもそもなんで離婚したのかがよくわからない。クロエをかばって事件を起こしてそれをクロエに秘密にして。。。みたいな感じだ。最初の頃こそ二枚目の秘密をかかえた有能な刑事で元妻を陰日向にささえていたが、ルシファーと絡み出してから調子をくずしたのか、後半はすっかり三枚目キャラに転向してしまった。(ルシファー以外からは「イケメン刑事」とは言われている)

シーズン4あたりから、犯罪ドラマというよりはSF要素が強まってきていて、天国での争いとか、まあそういう話がでてきたからもういいかな、、、と思っていたらシーズン6で終了だそうだ。