海外ドラマ好きの独り言

海外ドラマ好きのOLが、ドラマの感想をつらつらと述べるブログです。クライムサスペンス、法廷物中心、時々ハートフル

9-1-1 LONE STAR シーズン2がはじまりました!

9-1-1LONE STARが早くもシーズン2に突入。
緊急通報を受けるオペレーターから消防、警察と話の広がる一話完結のレスキュードラマで、本家9-1-1はシーズン4が終わったところで、今のところそれなりにハマっている。
9-1-1 : LA救命最前線 ー テーマは面白いがシーズンを重ねられるか? - 海外ドラマ好きの独り言

本家はロサンゼルスが舞台だが、こちらはLone Starのニックネームをもつテキサス州が舞台。そしてなによりあのロブ・ロウが主演である。ロブ・ロウといえば80年代にトム・クルーズらと一緒にBrat Pack(日本ではヤング・アダルトと呼ばれていた)と言われたハリウッド若手スターグループの一人だ、なんて言ったら歳がバレるが、今ではすっかりテレビ俳優というイメージだ。

今回のロブ・ロウオーウェン・ストランドという中年消防士役。優秀な消防士の一方で身体を鍛えるのとスキンケアが趣味という、ロブ・ロウ本人がモデルじゃないかと思わせるようなナルシストである。9.11で生き残ったマンハッタンの消防士で、やはり火事で焼失したテキサスの消防署の建て直しに向かう。
そこでチームを集めるのだが、このチームが何というか、多様性を意識している。大きな声では言いにくいが、ちょっと意識しすぎではないかと思っている。
まずオーウェンの息子TKも消防士で一緒にテキサスに行くのだが、これがめっぽうイケメンのゲイで、テキサスでこれまたイケメンの警官カルロスとカップルになる。前の消防署で唯一残った消防士はPTSDに悩んでおり、新しい消防士の一人は敬虔なムスリムの女性、もう一人はトランスジェンダーで昔は女性だったというマッチョな黒人の男性消防士。失読症で試験に受からなかった見習い消防士。
多様性に文句はないが、なんかちょっとこのメンバー、不自然じゃないだろうか。まあ面白いからいいけど。

9-1-1LONE STARのもうひとつの話題は『アルマゲドン』のリブ・タイラーだ。あまりテレビドラマに出ているイメージがなかったが、救命士役でレギュラー出演していた。ロブ・ロウの相手役になるのかと思いきや、それほど絡むこともなく、シーズン1で降板したらしい。9-1-1のコニー・ブリットンと同じでもともと1シーズンしかでない予定だったのか。

シーズン2からは『SUITS』のジーナ・トーレスがトミーという救命士で参加している。それ以外はシーズン1の流れのまま、TKとカルロスのカップルはまあまあ順調のようだし、オーウェンの癌も回復に向かっているようだ。ところでオーウェンの元妻(TKの母親)が突然登場している。死別だと思っていたが離婚だったのか。シーズン1の序盤でTKが薬で重体になった時も、テキサスに親子で引っ越してきた時も母親の話題がでなかったからてっきりいないもんだと思っていた。なんかアメリカのドラマってこの元妻ばなし好きだよね。単純に離婚が多いからかな。個人的にはオーウェンとTKが男同士の親子2人でやっていっている感じが好きだったので、この元妻話を長引かせないで欲しいが、どうなるだろうか。

とにかく今のところ9-1-1シリーズは面白い。

ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る ライトマン博士の性格に耐えられるかが鍵

ライ・トゥ・ミー(Lie to Me)、5年程前に観てハマっていたドラマの再放送をしているので観ている。しかし5年前にも思ったが、主人公の性格が悪すぎて、というより「生理的に無理」なレベルにあってちょっとしんどい、のである。

主人公のカル・ライトマンは精神行動分析学者。彼の設立した研究所は「人の嘘を見抜く」仕事をしている。いわゆるプロファイリング物だが、民間の企業というのがとても面白い。FBIや警察に頼まれて犯人の分析をしたりもするが、一般の依頼、例えば浮気調査とか、企業スパイなどの調査も行う。彼と彼のチームが人の顔の「微表情」を読みとり、真実を探っていく。

ストーリーは非常に面白い。面白いのだが、主人公であるライトマンの性格が悪く観ていて腹がたってくるのだ。
とにかく喋るときに相手を小馬鹿にしたり無礼な態度をとる。この手のプロファイラーや探偵が、相手を怒らせたりいらつかせたりしてボロをださせるのは刑事コロンボからの常套手段であるが、このライトマンの場合、調査対象でない相手に対しても態度が悪い。要するに性格が悪い。
いわゆる天才が凡人を理解できない故に態度が悪くなるのもよくあるが、そういう場合その天才はたいてい人間関係にコンプレックスをもっていて孤独だ。
『メンタリスト』のジェーンや『エレメンタリー』のホームズはそういう孤独なところがセクシーな魅力になっている。
がしかし、このライトマン、なんせ研究所の所長だ。部下がいる。その部下に対しても態度が悪いのだ。つまりパワハラ気質全開である。
新しいドラマだと『BULL』の主人公も天才的な心理学者で審理コンサルタントの会社を経営しているが、ブルは性格がいい。陽気で部下思いで部下からも慕われている。その点、ライトマンは部下からも天才と認められてはいても嫌われている。パワハラで訴えられ兼ねない態度の悪さなのだ。

その上このライトマン、だらしないのだ。これは私の好みの問題かもしれないが、立ったまま物を食べる、食事中のテーブルに足をのせる、人をわざといらだたせるためにやっていることもあるが、それが癖になったのかと思うくらい1人の時もだらしがない。
その上セクハラおやじである。これ、誰も気にしていないようだが女性にべたべた触る。アメリカ人だからそんなものだよね、などと騙されてはいけない。触りすぎだ。

とまあ、ここまで主人公の悪口を言ってもなおこのドラマはお勧めドラマだ。本当に面白い。だた、1回目は性格悪いなーくらいだったライトマンが2回目に観てみると生理的に無理、となった。本国アメリカで、シーズン1は大人気だったのにシーズン3で打ち切りになるほど視聴率がおちたというのもその辺りに理由はないだろうか。きっと私だけではないはずだ。ライトマンを受け入れられるかどうかがこのドラマを楽しめる鍵となりそうだ。

シカゴシリーズ チーム内恋愛が多すぎないだろうか

シカゴの消防士の物語『シカゴ・ファイヤ』から派生してシカゴの刑事を描いた『シカゴ P.D.』、医療ドラマの『シカゴ・メッド』、そしてシカゴの検察官を描いた法廷物の『シカゴ・ジャスティス』、それぞれがシリーズ化してシーズンを重ねている。同じようにスピンオフができているCSIやNCISだと同じ仕事で違う街の物語だが、このシリーズはシカゴの同じ街の同じ世界でいくつもの物語が同時進行しているところがとても面白い試みだ。
特別なクロスオーバーエピソードでなくても、お互いのドラマの病院に、刑事に、それぞれのドラマのメンバーが登場する。どうやって撮影しているのかわからないがドラマの主役達が別のドラマのエキストラのような役でちらりと写るのだ。
それぞれのドラマもよくできた面白い作品ではある、が、なんというか、このドラマシリーズの癖として、チーム内での恋愛が多いのだ。いつも言っているが、ストーリーに関係ないチーム内での恋愛騒動はあまり好きではない。とはいえ各ドラマで一組くらいならまあ避けられないし、私も文句を言うつもりはないのだが、シカゴシリーズはちょっと極端すぎないだろうか。『シカゴ・メッド』は病院内の医者と看護師、男の医者と女医は軒並み付き合ったり別れたりしているし、『シカゴ・ファイヤ』では二組のカップルが入れ替わっている。『シカゴ P.D.』ではなぜか必ず男女がパートナーとなり、それぞれがカップルになっている。ストーリが面倒くさいし仕事のパートナー=私生活で恋人、なんてあまりに安直だ。今のところ最新シリーズの『シカゴ・ジャスティス』はその気配はないが(やや気になる2人はいるが)チーム内のカップルが乱立すると「プロの仕事をみせる」というドラマ本来の良さが薄れるような気がするのは私だけだろうか。

NCIS:LA シーズン13,相変わらず格好いい

NCIS:LA極秘潜入捜査班のシーズン13の放送が始まった。
NCISといえば、本家の方のNCISはギブスが去ったシーズン19をやっているし、なんと言っても新シリーズのNCIS Hawaiiがはじまってそちらを取り上げたいと思いつつも、NCIS LAが変わらず一番のお気に入りである。
kaigaidoramalove.hatenablog.jp

シーズン1から10年以上たっているので、メンバー達も歳をとっていてさすがにアクションのスピード感はやや落ちてきているものの、大人同士の気楽なチームワークで心地よいテンポの良さは相変わらずの安定して質の高いドラマだ。
シーズン13でテーマソングのアレンジが変わった。ドラムの音がまたすごく格好いい。今シーズンでメンバーが大幅に入れ替わったが、今のところドラマの雰囲気は変わらずで安心した。

AXNがCSIから卒業する、らしい

つまりAXNではCSIシリーズの放送をもうしないということで、恐らく契約的な問題だと思われる。裏のスーパードラマTVで放送しているのであんまりピンと来ないが、最後の記念に全話放送中なので懐かしく見ている。
CSI:科学捜査班、オリジナルはラスベガス、スピンオフでNY、マイアミ、サイバーとあったが、私が全部気合いをいれて見ていたのはNY編である。ブルーがかった映像でニューヨークの街並みを映し出し、そこで起きる殺人事件を科学捜査班が解き明かしていく、とにかくスタイリッシュな作りのシリーズだった。ニューヨークでパーティーをやると必ず人がプールに落ちて死ぬからニューヨークのパーティーには行かないようにしたい。

ところでこのCSI、オリジナルでは日本でイメージする「鑑識係」なのだが、ニューヨークやマイアミでは「刑事」となっていて、より多く現場に向かう。拳銃をもって犯人逮捕にも行く。ドラマとはいえちょっと出過ぎじゃないかと思う。ニューヨークには殺人課の刑事として人気キャラのドン・フラックがいる。彼は殺人課なので、彼の要請でCSIが現場検証に向かう、という流れの筈なのだが、このフラック、完全にCSIチームメンバーの扱いなのだ。捜査はフラックがやってCSIメンバーはラボを中心に働けばいいのでは?と思わなくもないが。それだと地味になりすぎるのか。

CSI NYは全部で9シーズン、終わったのが2013年ということだ。ステラ役のメリーナ・カナカレデスはこの間「レジデンス」で悪いお医者さんの役をやっていた。そういえばホークス役のヒル・ハーパーも「グッド・ドクター」でお医者さんだ。二人とも白衣を着ているのが違和感がない。ちなみにフラックのエディ・ケイヒルはHawaii Five0では元シールズの役で出ていた。

私が「私立探偵マグナム」にイマイチハマらないわけ

ハワイを舞台に元特殊部隊の探偵が活躍する「私立探偵マグナム」
私が一時期ハマっていた「Hawaii Five0」と同じ世界でのドラマで、クロスオーバーエピソードもあるし、警察官などのサブキャストは同じというちょっと面白い試みのドラマだ。私もHawaii Five0からの流れでそのまま見ている。
元特殊部隊ネイビー・シールズのトーマス・マグナムがハワイで探偵となり、帰還兵仲間とチームを組んで活躍する人気のドラマなのだが、残念ながら個人的にはイマイチハマっていない。シーズン1を見終わったところで、シーズン2に進まずにいる。

そもそもこのドラマ、昔やっていたドラマのリブート版で、恐らくそのせいで設定が古い。主人公のマグナムは帰還兵で在任中に知り合った人気作家マスターズの家にセキュリティー顧問として住んでいる。マスターズはこの家には住んでおらず、あしながおじさん的役割でドラマには実際には登場していない。セキュリティといってもたいした仕事をしておらず、要するに金持ちの家の居候なのだ。探偵を名乗りつつも正義の味方なのでお金は稼げず、金持ちの家でだらだら過ごしている。だらしないが優秀で、人助けをするが生活力がない。こういうの、1980年代風だ。今時流行らないと思う。赤いフェラーリがトレードマークだが、これも人の車を勝手に乗り回しているだけだ。
そしてこのマスターズの家に執事(!)がいる。オリジナル版では男性だが、リブート版では女性だ。なぜかここだけ急に時代を反映させている。元MI6というイギリス人女性ジュリエット・ヒギンズが執事として住んでいる。だったらセキュリティー顧問なんていらないだろうに。で、このヒギンズとトーマスの関係がまた古い。反発し合っていた二人がやがて、、、という展開であろうが、ヒギンズに余裕がない。それもこれもトーマスがたいした仕事もせずに居候となり、勝手に車を乗り回し、ワインセラーでワインをくすね、とやりたい放題だから仕方ないのだが、いちいち絡んでくるヒギンズが(絡んでこなきゃドラマにならないから仕方ないが)わーわー文句ばかり言っているヒステリックな女に見えてしまうのだ。

Hawaii Five0もリブート版であったが、あれはキャラクターも事件も現代風に書き直していたし、女性陣も(大半は)自立して男女関係ももっとスマートだった。
私立探偵マグナムの場合は、泥臭い人情家を描いているので比べる物ではないのかもしれないが、期待していたようなハワイの陽気さとスマートさはないのでいまひとつ見ていて楽しくないというのが感想である。

ブラックリストシーズン9 デンベのFBI入りはいかがなものか

AXNでブラックリストシーズン9が始まった。
シーズン8は、リズの死という衝撃的な終わり方で、新シーズンの展開が気になっていたが、想像を上回る始まり方だ。
「死んだとされたキャラクターが実は生きていた」というのはブラックリストのあるあるだけれど、リズに関しては演じているミーガン・ブーンの降板が事前に発表されていたし、公衆の面前で撃たれていたのでさすがに実は生きていたパターンはないだろう。
主役が一人いなくなるわけだから、その分追加があるだろうとは思っていたが、こんなとんでも展開とは。

まずブラックリスト一のやられキャラ、レスラーは世捨て人みたいになっていた。これはまあ読めた展開だ。だいたいレスラーって、そもそもはFBIトップクラスの優秀な捜査官という設定だが、レディントンにはやられっぱなし、リズには振り回されっぱなし、毎シーズン大けがをして入院、シーズン1からドラック問題を抱えていた可哀想な役回りだ。最後にちょっとリズといい雰囲気になったところでリズが死ぬという、気の毒すぎる展開だった。しかしレスラー、世捨て人が似合わない。無精ひげも似合わない。この人潜入捜査とかできないだろうな。さっさとひげを剃ってネクタイを締めて捜査官に戻ってこい。
他のメンバーもチームは解散、それぞれ違う仕事をしており、レディントンも引退し愛人と暮らしている。そこである事件をきっかけに再びチームが収集される、となるわけだが、ここでびっくりな展開は、レディントンの腹心の部下であったデンベがまさかのFBI捜査官になっていたのだ。

そんなことってある?レスラーも言っていたけれど、FBIには身元調査はないのか?レディントンの元で、デンベも犯罪に手を染めていたと思うのだが。積極的ではなくても人もばんばん殺していたと思う。それがFBIの捜査官って、節操がなさすぎるでしょ。
だいたいデンベの魅力って、レディントンへの無条件の忠誠というか、信頼というか、そういうところだったんだよな。レディントンも唯一心を許していた人物だったし。レディントンの大物感も、デンベが横にいてこそだったんだよ。デンベもFBIに入って正義だのなんだの口にしはじめて魅力が半減なんだよな。せめてレディントンのためにFBIに入ったとか、何かの計画があるとかであってほしいが、そうでもない。むしろレディントンと袂をわけた感じなのだ。

リズの退場でFBIにキャストを追加しようということになったのだろうけれど、今のところソコジャナイ感しかないのは私だけだろうか。今からでもいいからデンべにはレディントンの隣に戻ってもらって、新しい捜査官をいれてほしい。個人的にはシーズン6で病気により姿を消した設定のサマルが奇跡の復活をしてくれるのが一番なんだが。